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中小企業診断士 独学体験記③ ~1次試験のために買ったテキストや参考書~

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ご覧いただきありがとうございます。

 

独学体験記の第三弾です。

今回は、以下の点について触れていきたいと思います。

 ※番号は前回からの続きで通し番号になっています。

 

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5.1次試験のために買ったテキストや参考書

(1)はじめに

繰り返しになりますが、私は最初にテキストを買ってから7年の時を経て

合格に至りました。

※ややこしいので、テキストや参考書等を以下「資材」と呼びます。

 

その間、どの資材がためになって、どの資材がためにならなかったのか

を自分なりに振り替えることができます。

強調しておきたいのは、ためにならない=自分が使いこなせなかった、

もしくは購入するタイミングを間違っていた、などの原因があるため、

その資材が悪いと言っているのではない、ということですよ!

誤解のないようにお願いします。。

 

(2)購入した資材

1次試験のために購入した資材を再掲します。

 

購入年
出版社等
品名
2014 TAC 2014年版テキスト・問題集・過去問セット
2014

スタディング

(旧 通勤口座)

中小企業診断士 1次2次合格コース
2018 TAC 集中特訓 財務・会計 計算問題集
2018 TAC 2018年版過去問セット
2018 TAC 2018年版テキスト(中小企業経営・政策)
2018 TAC 2018年版問題集(中小企業経営・政策)
2021 TAC 2021年版過去問セット
2021 TAC 2021年版テキスト(中小企業経営・政策)
2021 TAC 2021年版問題集(中小企業経営・政策)
2021 TAC 2021年版問題集(経営法務)

 

この中で最低限必要と考えるものを赤色で表示しています。

 ▶TACのテキスト・問題集・過去問のセット

 ▶集中特訓 財務・会計 計算問題集

この2つにしっかり取り組めば1次試験は十分突破できると思います。

特に重要なのはやはり過去問ですね。

過去問を解く→解説読む、を繰り返し行うことが合格への近道であることは言うまでもないでしょう。

 

(3)おすすめの資材

①TAC「最短合格のためのスピードテキスト・問題集・過去問」

語る必要なしかもしれませんが、中小企業診断士の書籍としては売上シェア1位!

つまり、診断士受験生に最も支持されている参考書と言っても過言ではありません。

 

使っていて感じたメリットは以下のとおりです。

・体系的で、自分が何を学んでいるかを意識しながら学習を進められる。

・毎年内容が更新され、頻出論点の説明が充実している。

・テキスト、問題集の組み合わせにより効果的に知識を定着することができる。

 

②TAC「集中特訓 財務・会計 計算問題集」

こちらもTACさん出版の問題集です。

1次試験から2次試験まで必要な内容が収録されています。

案外2次試験までに忘れがちな論点についても、これをマスターしていれば問題ないでしょう。

 

③通勤口座「中小企業診断士 1次2次合格コース」

studying.jp

スタディングさんが提供している通信講座です。

ウェブ上で動画を見られるため、通勤中や仕事の休憩中に動画を見ることで理解が進むみます。動画の再生速度を変えられるので効率的に閲覧可能です。何度も見返すことで定着していくのではないかと思います。

本気で勉強していない期間に利用していたので、正直もったいなかったです( ノД`)

 

特に私がオススメしたいのは学習マップによる学習方法です。

これが効果的だということをもっと冷静に分析しておくべきでした。

理由は、以下のとおりです。

▶繰り返し見ることで「イメージ記憶」が定着する

▶補足を書き足すことで関連情報を押さえることができる

▶1次試験は直前の詰め込みが超重要→ファイナルペーパーとしても活用可能

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財務会計のイメージマップ

(4)多年度受験生へのおすすめ

1年で合格できたら苦労はしない!

複数年度にわたり受験をされる方にとってはできるだけ参考書を買い足すことなく次の受験に挑戦したいものですよね。

私は基本的に2年続けて受験する場合は参考書など必要ないと考えています。

ただ、法改正や新しい技術など、どうしても知識を補充しておかなければ不安な科目もあります。

そこで、最低限必要と思われる資材をご紹介しましょう。

 

経営情報システム=「最短合格のためのスピード問題集」(必要度:△)

経営情報システムは基本論点に加え、新しい技術やIT用語のアップデートをしておく必要があります。

その点、スピード問題集は新しい論点を取り入れ、問題及び解説でフォローしてくれているのでお勧めです。

ただし、基本的に過去問で十分対応でき、費用対効果を考慮すると余裕があれば、くらいにとらえていただけたらと思います。

 

②経営法務=「最短合格のためのスピード問題集」(必要度:○)

私が合格した年の前年に民法の改正があり、さらに令和2年度は民法からの出題がグッと増えました。

そこで、必要最低限の知識を押さえておくために問題集を購入し、補完しました。

重要論点が問題として出題されており、さらに解説で補足説明があったため、テキストを買うより手っ取り早いと感じました。


中小企業診断士・中小企業政策

 =「最短合格のためのスピードテキスト・問題集」(必要度:◎)

この科目は主に中小企業白書からの出題です。

毎年、中小企業白書が改定され、その内容を把握しなければなりません。

私が本気で学習し1次試験を突破した年にはテキストと問題集をセットで購入していました。

白書の全てを把握することは困難なので、テキストで頻出論点を押さえ、問題集で補強することで、得点源にすることが可能です。

特に「中小企業診断士・中小企業政策」はコスパの良い科目なので、効率的に学習し、高得点をねらうために購入することを強くおすすめします。

ちなみに私、令和3年度に合格した際、この科目たぶん落としてたけどね!笑

 

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つまりほぼTACやん、という突っ込みは必至ですね。

むしろ一発合格できなかった方が翌年度どのようなことに留意し、知識を補強すべきか、という観点からご覧いただけたらよいかと思いました。。

最後までご覧いただきありがとうございました。